<玄関ドアポスト>「YKK AP」製で重傷事故(毎日新聞)

 消費者庁は16日、住宅建材メーカー「YKK AP」製の玄関ドアのポストのふたの端で手を切る重傷事故が2件あったと発表した。同庁はポストの中に手を入れないよう注意を呼びかけている。

 消費者庁などによると、昨年12月、宮城県で小学1年の男児(7)が、学校を休んだ同級生にプリントなどを届けるため、同級生が住む集合住宅のドアに手を突っ込んだところ、指先や甲などを切り重傷を負った。00年3月にも、大阪府で新聞配達中の女性が同社のドアで薬指や小指を切り、整形手術を受けた。

 同社は81年からこのポスト付きのドアを製造。ふたの端にはとがった部分があり、同社は大阪府での事故を受け、00年5月からふたの端の改良を始めた。しかし、それまでに118万個が出荷され、宮城県の事故もそのうちの一つだとみられており、経済産業省などが事故原因を調べている。【奥山智己】

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<iTunesストア>消費者庁が質問状 不審請求問題で(毎日新聞)

 アップル社の音楽配信サイト「iTunesStore(アイチューンズストア)」の利用者に身に覚えのない請求が相次いでいる問題で、消費者庁は17日、サイト運営会社に事実関係の詳細や不審な請求をされた利用者のサポート体制などについて尋ねる質問状を出した。

 消費者庁によると、質問状では▽不審請求の件数や被害額▽原因に関する見解▽IDなど利用者の個人情報の保護体制−−などについて、迅速に回答するよう求めている。質問状を受け取ったアップル社担当者は「社内で検討して回答したい」などと話したという。

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山口安次郎氏死去(西陣織の最高齢織師)(時事通信)

 山口 安次郎氏(やまぐち・やすじろう=西陣織の最高齢織師)7日午後4時15分、老衰のため京都市上京区北玄蕃町64の自宅で死去、105歳。同市出身。葬儀は親族のみで済ませた。後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男巖(いわお)氏。
 京都・西陣の織屋に生まれ、12歳で西陣織の世界に入った。江戸時代の西陣織の能装束の復元などを手掛け、1982年に「現代の名工」に選ばれた。 

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【くらしナビ】そば焼酎 ブームの予感 クセ少なく、すっきり(産経新聞)

 ■低アルコール傾向、健康志向が追い風 

 焼酎ブームが一段落する中、芋・麦焼酎などに比べ、存在感の薄かったそば焼酎に注目が集まりつつある。健康志向や食の嗜好(しこう)性の変化に伴い、消費者の低アルコール化が進んでいることが背景にあり、芋、麦など他の焼酎よりも一般的にクセが少なく、飲みやすいとされる特徴が支持を得ているようだ。(前田徹)

 ≪抗酸化のルチン≫

 東京・日本橋の老舗そば店「藪伊豆総本店」では、「そば前」と呼ばれる酒類を20種類前後そろえている。そば前といえば日本酒が定番だが、店主の野川喜央(よしひろ)さんによると、ここ5、6年は焼酎を注文する客が増え、特にそば焼酎にこだわる人が多くなったという。

 野川さんは「そばにはルチンと呼ばれる抗酸化栄養素がたっぷり含まれています。つまり、肥満や高血圧といった生活習慣病に悩む現代人には、とても良い雑穀です。そのルチンが一番多く含まれているのが、そばをゆでたときにできるそば湯。しかも、そば湯は甘い香りがして、そば焼酎との相性がいい」と話す。

 焼酎アドバイザー(日本酒サービス研究会認定)などの資格を持ち、酒や食のライフスタイルをプロデュースしているコンサルタントの友田晶子さんは、こうした健康イメージを背景にしたそば焼酎ブームを予感している一人だ。

 「これまでの焼酎ブームにはワインブームと近いものを感じていました。グルメや外食を積極的に楽しむ人が、芳醇(ほうじゅん)で濃厚な芋や麦を原料にした焼酎を楽しんでいると考えたからです。ところが、焼酎はワインよりお酒特有のクセや口当たりが強いです。世界的な低アルコール傾向を考えると、クセが少なく、すっきり感のあるそば焼酎がこれからは面白いと思っています」

 ≪つまみに「ガレット」≫

 友田さんによると、フランスでは、そば粉のクレープ「ガレット」がブームだという。フランス北西部、ブルターニュ地方の伝統料理で、人気の理由は、そばの甘い香りと低カロリー。日本にもここ数年、専門店が相次いで登場している。

 ガレットは、同地方の名産でリンゴから造ったアルコール度数数度の発泡酒「シードル」と合わせて食べるのが一般的だが、友田さんは「そば焼酎との相性も良く、ガレットをつまみにそば焼酎を楽しむ若い人が出てくるのでは」とみている。

 最近の焼酎ブームは平成15〜16年。国税庁の統計では、芋焼酎の需要急増を受け、16年の出荷量が前年比7万4519キロリットル増の46万8936キロリットルに上り、ピークの19年には56万8978キロリットルを記録した。だが、20年に3万キロリットル余りの出荷減となり、10年以来続いてきた連続増がストップ。21年も下降線をたどっている。

 焼酎ブームの頭打ちについて、日本酒造組合中央会(東京・西新橋)の三浦正善・焼酎事業部課長は「若者が柑橘(かんきつ)系ジュースに甲類焼酎などのアルコールを混ぜる、いわゆるサワー系の酒を好むようになり、乙類に分類される本格焼酎に目を向けなくなったからではないか」と分析。そのうえで、「芋や麦に比べすっきり感のあるそばが今後、(若者に)受け入れられやすいのでは」と予想している。

                   ◇

【用語解説】焼酎

 連続式蒸留器で造る純アルコール的な甲類(アルコール度数36度未満)と、単式蒸留器で造る本格焼酎といわれる乙類(同45度以下)の2種がある。乙類は、米麹(こうじ)、麦麹などを用いて芋、麦、米などのでんぷん質を糖化、発酵したもので、原料の特徴が反映される。1980年代半ばの酎ハイブームは主に甲類がベース。90年代後半には本格焼酎ブームが起き、まず麦が、その後、芋が受け入れられ、この2原料だけで売上高全体の8割を占める。

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 民主党の福田昭夫衆院議員(栃木2区)は11日、栃木県日光市内で開いた自身の政治資金パーティーで、政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕衆院議員に対する東京地検特捜部の捜査について、「明らかに検察の暴走だ。別件逮捕だ。あくまでも逮捕をして、自白を強要させる、そういう取り調べはもうやめるべきだ」と述べ、検察批判を展開した。

 その上で「民主国家にふさわしい検察制度にしていかなければならない。私はそういう強いで石川君の支援をしていこうと考えている」として、取り調べの全過程を録音・録画する刑事訴訟法改正案(可視化法案)の必要性を訴えた。

 福田氏は石川議員と同じ当選2期目で、同期議員でつくった「石川知裕代議士の逮捕を考える会」の会長を務めている。同会は1月18日に発足し、初会合には政府の一員である政務官4人を含む民主党所属議員13人が出席した。

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男性3人切られ1人死亡=簡易宿泊所で、男逮捕−警視庁(時事通信)

 12日午前7時50分ごろ、東京都台東区清川の簡易宿泊所で、管理人から「客同士のけんかで、1人が刺された」と110番があった。警視庁浅草署員が駆け付けると、男性3人が切られていた。50代の男性が首を切られており、病院で死亡が確認され、ほかの2人も胸などを切られ、軽傷という。
 同署は殺人未遂容疑で、同宿泊所に住む無職板坂正彦容疑者(65)を現行犯逮捕。調べに「掃除の件でうるさく言われ、面白くなかった。いつか殺してやろうと思っていた」と述べ、容疑を認めている。
 逮捕容疑は同日午前7時40分ごろ、同宿泊所の2階で、男性3人と口論になり、包丁2本で切り付けた疑い。 

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あの派手な看板は何? 中国の観光サイトで「グリコ」人気(産経新聞)

 大阪観光コンベンション協会(大阪市中央区)が、中国国内で開設されている日本の総合情報サイト「JAPAN在線」に掲載した大阪の特集記事が現地のマスコミに取り上げられるなど話題になっている。昨年7月に中国人の個人観光ビザが解禁され、観光客の増加が期待されているが、中国国内では大阪に関する情報が少なかったため、注目されているようだ。

 「在線」はオンラインという意味で、日本企業が運営する中国で人気の日本総合情報サイト。就職や留学、グルメなどについての記事が掲載されているが、大阪について詳しい情報はこれまでなかった。

 同協会では、日本国内の大阪情報サイトで中国語版をつくっているが、中国国内から海外サイトに接続するには時間がかかるケースが多いため、十分に情報発信できていなかったという。そこで、「JAPAN在線」を運営する日本企業に協力を求め、昨年10月29日から、大阪特集の掲載を始めた。

 大阪のランドマークでもあるグリコの看板を掲載。ショッピングやグルメのほか、高級ホテルでのエステなど幅広い大阪の魅力を紹介している。掲載後には、現地のネットニュースや新聞など40を超えるメディアで取り上げられたほか、テレビ局からも問い合わせの電話があったという。

 同協会では「中国では大阪という地名は知られているが、具体的イメージはとぼしかったため、新鮮でうけたのではないか」と話している。今後は、内容を更新するほか、別の方法で大阪情報の提供も検討している。

 JAPAN在線のアドレスは、http://www.japan-zaixian.cn/

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鳥取不審死、運転手水死も強盗殺人容疑で立件へ(読売新聞)

 鳥取県で相次いだ男性の不審死で、昨年4月に同県北栄町沖の日本海で水死したトラック運転手矢部和実さん(当時47歳)について、鳥取県警は元スナックホステス上田美由紀被告(36)(詐欺罪などで起訴。別の強盗殺人容疑で逮捕)が水死させた疑いが強まったとして、強盗殺人容疑で立件する方針を固めた。

 県警は、矢部さんからの借金の返済を免れようとした可能性が高いとみており、8日、同容疑で上田被告のアパートを捜索した。

 捜査関係者によると、矢部さんは昨年4月4日に行方不明になり、同11日に北栄町沖で遺体で見つかった。死因は水死で、睡眠導入剤の成分が検出された。

 上田被告と同居していた男(46)(詐欺罪などで起訴)の供述などによると、男は4月4日、矢部さんと出かけた上田被告から電話で呼び出されて北栄町の海岸に行ったところ、上田被告から「もみ合いになり、矢部さんはどこかへ行った」と説明されたという。この数日前、2人で矢部さんに会った際、借金の全額返済を督促された上田被告は「待ってほしい」と懇願していたという。

 県警は、上田被告が男に説明した矢部さん失踪(しっそう)の状況が、昨年10月に鳥取市内の川で遺体が見つかった円山秀樹さん(当時57歳)の事件と似ていることを重視。2人から検出された睡眠導入剤の成分も一致していることなどから、上田被告が矢部さんに睡眠導入剤を飲ませて、水死させた可能性が高いと判断した。

 矢部さんの知人らによると、矢部さんは2007年頃、知人女性の「同級生」と名乗る上田被告と知り合い、金融機関から借りた約200万円を貸していたという。

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秋田の不合格者、東京で採用も=小学校教員で共同選考(時事通信)

 東京都教育委員会は4日、2010年度から秋田県教育委員会と連携して小学校教員の採用試験を行い、秋田県で不合格となっても、成績次第で都の試験に進める仕組みを導入することで同県教委と合意したと発表した。10日に協定を締結する。教員採用の共同選考は全国初。秋田県は少子化で採用人数が少ない一方、東京都はベテラン教員の大量退職で優秀な人材確保が課題となっており、都が連携を呼び掛けた。
 秋田県の採用試験で、受験生に東京都での採用を希望するか申込書類に記入してもらう。同県の1次試験を不合格になっても、一定の成績を収めていれば都が独自に合格を出し、都の2次試験に進めるようにする。都の教員として5年程度勤務した後、一定の条件で秋田に戻ることも可能とする。 

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もうすぐバレンタインデー 「デコチョコ」が熱い (産経新聞)

 14日に迫ったバレンタインデー。今年は「デコチョコ」、つまり市販のチョコを製菓用トッピング材で派手にデコレーションしたチョコに熱い注目が集まっている。スイーツの本場、オーストリアから“大人のデコチョコ”も上陸。キラキラ輝くチョコは不況を吹き飛ばすかのような華やかさだ。(榊聡美)

 ◆友情確かめ合う

 「今年はバスケット部の仲間を中心に、女友達30人ぐらいに贈る予定。みんな何かしら手を加えたチョコを贈り合うんです。おいしいチョコがたくさん食べられるからうれしい」

 都内の区立中学2年の女子生徒は声を弾ませて話す。10〜20代の女性を対象に行ったある調査では、昨年のバレンタインデーにチョコをもらった女性は何と8割を超え、そのほとんどが「女友達から」だった。

 女子中高生の間では、今やこうした「友チョコ」が習慣になっている。市販品をそのままではなく、自分で手を加える“デコリ派”が圧倒的なのが特徴。一からの手作りより簡単なうえ、安価でたくさん作れて自分らしさが表現できるのが人気の理由だ。

 ◆盛れば盛るほど

 「贈る相手に合わせて作れるのがデコチョコの良いところ。作ること自体が楽しい」と、江崎グリコマーケティング部の大野由紀子さんは話す。大野さん自身、昨年は80個ほどデコチョコを作り、社内で配ったところ、年齢に関係なく喜んでもらえたという。

 デザインの決め手になるトッピング材はこの時期、バリエーションが豊富だ。チョコペンやシュガーチップ、アラザン(銀色の粒)など色も形も大きさも実にさまざま。

 お湯で溶かしたチョコペンを接着剤代わりにし、これらのトッピング材をピンセットでくっつけてハートをかたどったり、名前やメッセージを書いたり…。携帯電話をキラキラに飾るデコ電などで慣れた女子中高生にはお手のものだろう。手作りチョコはテンパリング(温度調整)の作業が難しいが、デコチョコは火を使わないので小さな子供でも安心して作れる。

 「盛れば盛るほどかわいくなります。盛り過ぎくらいがちょうどいい」と大野さんはアドバイスする。

 ◆オーストリア伝統の味

 一方、過去最高の68ブランドものチョコがそろう東京・プランタン銀座では「大人のためのデコチョコ」が話題を呼んでいる。

 本格的な販売は日本初となる、オーストリアの老舗「バッハルム」の「デコレイテッドチョコ」(1785円)で、一見すると何の変哲もない板チョコ。しかし、裏返すと、バラやスミレの花びら、クランベリーなど花や果実が大胆にあしらわれ、まるでアートのよう。

 「昔から季節の花やハーブが食卓を彩ってきたオーストリアならではの伝統の味です」と、日本総代理店であるセルトリックス・ジャパン代表の青木徹夫さんは話す。

 今年のバレンタインデー。「食べるのがもったいない」という声が多く聞かれそうだ。

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